スペシャリストたちによる講座を通して航空機と共に働く仕事について学ぶ「ジュニア航空博士認定講座」。
全6回のこの講座のうち第1回(11月4日)では講師を務めた空宙博スタッフと一緒に管制官や整備士、グランドスタッフ、税関など空の仕事にはどんなものがあるについて学びました。
11月24日に行われた第2回の講座では、元航空管制官の田中秀和(たなかひでたか)さんを講師にお迎えし、「航空管制官の仕事」について講話や体験活動を通して学びました。
航空管制官採用試験(記憶図)にチャレンジ!
前半は先生から航空管制官の仕事について教えていただいた後、航空管制官採用試験(記憶図)の問題に挑戦しました。
小学生は簡単にしたものを、中学生は実際の問題にチャレンジです。記憶図の試験では一枚の紙に描かれたイラストを3分間かけて記憶し、記憶した内容をもとに問題に解答します。
参加者の皆さんには難しい問題でしたが、見事全問正解を達成した子も登場しました。すごい!
管制官が使う英語を話してみよう!
講座の後半では、航空管制官が飛行機が動き始める前に必ず行う「出発承認」でパイロットと交信する内容を考えて英語で話しました。目的地となる空港や便名、使用する高度、使用する航空路を選択して、実際の交信文を作りました。
その後は管制官がパイロットと交信するように英語を話しました。初めて使うような英語(Cleared to Haneda Airport, via Chita3 Departure.など)に苦戦しながらも、管制官が実際に使っている英語を上手に話すことができました。
講座の最後には管制官がよく使うお別れの挨拶「Good Day!!」とサムアップサインで締めくくりました。
次回の講座では航空機整備士の仕事について学びます!
お楽しみに!!