こんにちは。空宙博学芸課です。企画展「宇宙のきぼう 未来の宇宙生活への挑戦」見どころや注目ポイントを紹介します。
1.「きぼう」実物大模型とパネル展示
今回の企画展では、空宙博に常設展示されている「きぼう」の実物大模型を使った展示が行われています。
地球から400kmの上空を地球を90分で一周できるスピードで飛んでいる「きぼう」。そこには何があって、どんなことができるのでしょうか。パネルを見て、実物大模型を見て、「きぼう」について考えてみよう!
2.宇宙に行く「本物」の展示
「きぼう」で使われる実験装置を展示します。今回の見所は、JAXAの協力で展示が実現した「水棲生物実験装置」です。この装置は宇宙でメダカなどの水生生物を育てることができます。宇宙で生き物を育てられるなんてすごいですね。今回は、宇宙メダカ研究会さんのご協力で宇宙に行ったメダカたちの子孫の展示も行っています。
3.宇宙での生活用品
いま、宇宙飛行士が宇宙で使っている生活用品や宇宙食を紹介します。宇宙では、地球のように物を食べたり、洗濯したり、体を洗ったりすることはできません。では、宇宙ではどうやって生活しているのでしょうか。日本の企業が開発した宇宙生活用品も展示しています。一部は空宙博ミュージアムショップでも販売しているので、宇宙飛行士の気分を味わってみてはいかがでしょうか。
4.宇宙エレベーター模型と宇宙農場システム模型
私たちが宇宙に旅行に行ったり移住をしたりする日は来るのでしょうか。もしかすると、エレベーターで宇宙に行ったり、月に住んで月で作られた野菜を食べたりする日が来るかもしれません。そんな日に向けて、日本の企業が宇宙エレベーターや宇宙農場の建築計画を進めています。今回はその模型を展示しています。未来の宇宙に希望を抱いてご覧ください。
今回の企画展では、空宙博初となる2つの会場で日本でもここでしか見られないようなものをたくさん展示しています。ぜひ、この機会に空宙博にご来館いただき「宇宙のきぼう」に触れてみてくださいね!お待ちしています!