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岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

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スタッフコラム

展示レポート

VRヘリシミュレータを導入しました!(体験の流れ)

2024年4月27日から「VRヘリシミュレータ」の運用を開始しました。
川崎重工業株式会社の製造するBK117ヘリコプターをベースにし、プロのパイロット訓練用のシミュレータを一般の皆さんにもお試しいただけるように改良したもの。VRゴーグルを着用し、鮮明な景色を上空から眺めながら、リアルなヘリコプターの操縦を体感できます。

ここでは、初めての方向けに、体験の流れを説明します。
1回あたり約30分(操縦体験は約20分)で、事前に予約サイト「アソビュー!」でチケットを購入(600円・入館料が別途かかります)していただく必要があります。
なお、VRゴーグルの年齢制限のため13歳以上の方を対象にしています。

1.受付
予約時間の5分前までに、VRヘリシミュレータ設置会場(1階 A4ゾーン)にお越しください。

2.ヘリコプターの飛ぶしくみ
空宙博スタッフがチケットを確認後、初めての方のみ、ヘリコプターの飛ぶしくみの解説動画を視聴します。

3.操作方法
飛ぶしくみを学んだ後は、VRフライトシミュレータに乗り込みます。サイクリック・スティックなどの操縦装置を確認しながら、操作方法に関する動画を視聴します。 

4.操縦体験
いよいよVRゴーグルを装着し、ヘリコプターの操縦を行います。
初めての場合は、導入訓練コースを行った後、ステージ1から体験します。各ステージは、練習モードと採点モードがあり、採点モードを合格しないと次のステージに進めません。各ステージの所要時間が異なり、1回あたり、1~3ステージを体験することができます。

5.フライトログブック
体験後は、フライトログブックに、空宙博スタッフが結果を記入します。

ステージは初級から上級まで18コースを準備(ステージ9以降は、2024年夏休みから順に開放予定)しています。ステージ17をクリアした方には修了証を贈呈(予定)し、以後、ステージ18の「フリーフライト」が楽しめます。


 ヘリの操縦はとても難しいですが、初級から順に学ぶことで、段階的にスキルアップさせることができます。全コース制覇を目指し、何度も体験してヘリの操縦をマスターしてはいかがでしょうか。操縦に慣れてきたら、上空から、岐阜城など各務原市や岐阜市内のランドマークを眺めながら楽しむこともできますよ。


時折、川崎重工業の現役ヘリパイロットが在廊(期間限定)。運が良ければ、直々にレクチャーを受けられるかも…!