空とぶ船UF-XS展 ―荒波をこえる飛行艇のはじまり―
「UF-XS実験飛行艇」をテーマに開発経緯や特徴を紹介
展示構成
飛行艇とは、「水に浮く」船と「空を飛ぶ」飛行機の特徴をあわせ持った乗り物で、海上での遭難者の救助などで活躍しています。
日本の飛行艇の特徴は、荒波でも離着水できること。空宙博で展示されている「UF-XS実験飛行艇」は、そのはじまりといえる機体です。
今回の企画展はこの機体に焦点をあて、開発経緯や荒波に着水するための技術の特徴などを資料や新明和工業が開発した飛行艇の模型などで紹介しました。
また、UF-XSを普段より近くで見られるようレイアウト変更をしたほか、関連教室やイベントも開催しました。
開催概要
- タイトル
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空とぶ船UF-XS展 ―荒波をこえる飛行艇のはじまり―
- 開催日
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2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)
- 会場
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1階 A3ゾーン
入館料のみでご覧いただけます
展示内容
UF-XSの実験飛行の様子や空宙博での修復作業の様子を、当時の写真や映像で解説します。
また、時代や用途による形の違いを見比べられる飛行艇模型、UF-XSの開発に携わった技術者のインタビュー映像などを展示しました。
日本の飛行艇開発の歴史からUF-XSの実験終了後までを、5つの章で紹介
- 第一章
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飛行艇ってなに?
飛行艇とは水上で発着する飛行機。「水上に浮く」船と「空を飛ぶ」飛行機の特徴を合わせ持っています。
日本はどのような飛行艇を開発してきたのかを年表で紹介しました。 - 第2章
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戦後日本の飛行艇開発の流れ
日本の飛行艇の特徴は荒波でも離着水できること。
空宙博に展示されている「UF-XS実験飛行艇」は、そのはじまりともいえる機体です。
UF-XSがなぜ開発されたのか、その目的と経緯について紹介しました。 - 第3章
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UF-XS実験飛行艇を見てみよう
UF-XSをじっくり見てほしい!との思いから、UF-XSをより近くで見られるレイアウトに変更し、展示しました。
- 第4章
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受け継がれたUF-XSの技術
UF-XSでの実験は1967年に終了しましたが、培われた技術はのちの飛行艇に活かされています。
救難飛行艇として活躍している飛行艇を紹介しました。 - 第5章
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UF-XS実験飛行艇とUS-1A 78号機空宙博へ
UF-XSは実験終了後、東海大学社会教育センターでの展示を経て空宙博に移設されました。
UF-XSを展示するために行われた修復作業の様子や、US-1A救難飛行艇が実際に各務原市上空を飛行した様子を紹介しました。